ラブリーチェーンしみ抜きブログへようこそ！管理者の讃岐です。
今日のシミはハイブリッド。たまたま血液のしみとボールペンの筆記跡が近くに。
ボールペンと血液では、使う薬品が異なります。まずは素材を確認して、ボールペンを落としました。
素材によっては特定の薬品で大ダメージを受けることもあります。特にボールペンに使う薬剤は、アセテート・アクリル・ポリウレタン・プリント類を溶かしますので、焦らず基本に忠実に。
ボールペンが取れたら次は血液。血液はタンパク質が主成分。漫画やアニメで最近人気の【はたらく細胞】で言えば、血小板ちゃんたちが頑張って血を止めるのですが、血液のシミも全く同じ。傷口を塞ごうと頑張って固まろうとするのです。このシミを落とすのには、タンパク分解酵素入りのしみ抜き剤が有効。
今回のようにシミの原因物質が分かっていれば手順を端折って効く薬品をいきなり使うことも出来ますが、シミの種類が分からなければ一つ一つ手順を追ってやる必要があります。
お客様がしみ抜きをご依頼の際、シミの種類が分かるようなら店員までその旨伝えてくださいね。