ラブリーチェーンしみ抜きブログへようこそ!管理者の讃岐です。
今日はちょっとしみ抜きとは違うお話。部屋干し臭について。
梅雨に入り、洗濯物の部屋干しが増えると思います。そんな中、自分の環境では、仕事用の吸湿速乾系ポリエステル100%ポロシャツの臭いが酷い!ところが綿100%のTシャツは臭いません。
ちなみに我が家は5年ほど前に購入した縦型の洗濯乾燥機(容量8kg)を使用中。しかもDDモーター(※)搭載の上位機種。容量や洗浄機能の面で不足はありません。洗剤も花王やP&Gのメーカー品。部屋干し臭対応の洗剤も試しました。
【※DD(ダイレクトドライブ)モーターとは…モーターと槽をベルトを使わず直接つないだ構造のモーター。静粛性が高いがモーターコストも高く、高級機種のみに搭載される。】
で、自分なりに何故ポリエステル100%のものばかり臭い、綿100%のTシャツは臭わないのか考えました。
綿は親水基(水と仲良しの部分)を持っていて、吸湿性に優れています。一方ポリエステルは、その原料が石油であり、ほぼ全体が親油性(油脂類と仲良し)。ということは、「生乾き」ではなさそう。恐らくは我が家の洗濯機&洗剤で50男の加齢臭込みの皮脂汚れを落としきれていないと予想できます。
そこで、【ダウンのゴシゴシ洗い】や【学生服のまるまる水洗い】に使っている弊社使用中の洗剤で対油汚れ最強性能を誇る、ラクナ油脂社の【Newスーパーリモネン】という洗剤でポロシャツを自宅で手洗いしようと思います。
洗濯機に頼らないのは、この洗剤、メーカーの開発担当者が自宅で実験を繰り返していたら排水弁周りのゴムパーツが劣化して洗濯機が壊れたそうな。それは勘弁なので、バケツで濯ぎを済ませてから脱水だけを洗濯機にお任せします。
で、バケツに40℃のお湯を10Lほど張り、そこにNewスーパーリモネンを適量(40ccくらい)垂らします。市場に出回る液体洗剤は、昨今濃縮コンパクト化が進んでいるのですが、クリーニング用洗剤はその点遅れており、洗剤の使用量は多くなります。特別濃ゆい配合をしているわけではございません。
ここに服を入れて30回程度押し洗いすると…
いやー濁った濁った(^_^;)
2〜3回バケツで濯いで、脱水→外干し
はい、見事なまでにニオイが取れました。
ご家庭で使用されている洗剤でも、使用量と濯ぎを増やすか、規定使用量で2度洗いするなどすれば、近い効果は得られると思います。
普通洗濯で臭うようになってしまったのは…昨今の洗濯機の売りである『節水』と濃縮洗剤の組み合わせで洗剤が均一に混ざらす十分汚れに行き届いておらず皮脂汚れが落ちてないのか、逆汚染(汚れた洗濯液の汚れ成分を吸着してしまう現象)が起こっているのか…あくまでも予想ですが。
弊社のクリーニングなら、抗菌・防臭・抗ウイルス効果も付きますのでなおのこと良いのですが、普段着のポロシャツを毎度毎度クリーニングという訳にも行かないですよね。
自宅洗濯で部屋干し臭にお悩みの方、特にワタシのようにポリエステルシャツで部屋干し臭が出る方は、是非参考にしてみてください。