ラブリーチェーンしみ抜きブログへようこそ!最近また映えるしみ抜き案件が減ってきて困っている担当者・讃岐です。
今日はビフォーアフターとしては大失敗の事例、錆のしみ抜きです。
酸素系漂白剤で茶色が濃くなったので。『これはきっとサビのシミ!』と、サビ落としの薬剤を塗ろうとしたら、一こぼしてしまい、きれいにそこだけサビが抜けました。
はい、ここまでは良いのです。何が失敗かって、この写真が撮れたことに満足して、完全にシミが抜けきった『アフター』写真を撮り忘れました…。
本当ならアフター写真がない今回のビフォーアフターは失敗なのですが、サビ落としの薬剤は稀にこんなふうに劇的に効くこともあるということをご紹介したくて事例投稿しました(^_^;)
しかし、このサビ落とし薬剤自体が医薬用外毒物に該当する物質で、一般に出回るものではないし、塗った後に時間をおいたり熱をかけることでやっと薄くなってくるような強固な錆のシミもありと、決して錆のシミは簡単に落とせると言いたいわけではありません。
危険な薬品でもプロが適切に使用することでシミを落とせるのです。中には『混ぜたらキケン!』的な薬品の組み合わせもあります。
衣類のしみ抜きさくら会(ワタシが所属するしみ抜きグループ)にも、お客様自身でシミをなんとかしようと思って塩素漂白で色を飛ばしてしまった品物の修正依頼が多いです。塩素系漂白剤は混ぜるとたちまち劇薬(塩素ガスを発生させます)になる場合があるので、安易に使用していただきたくないのですが…。
シミはプロにお任せください。