ようやっと昨年末の怒涛のラーメンラッシュから脱出したラブリーチェーンラーメンブログです。
1/3に今年の初ラーは記事化しましたが、その後は意外にラー活回数が少なく…このペースでたまにラーメンを食べつつブログを書いていれば2月でストックがなくなりそうです。
さて、今日のご紹介は、仕事中の昼休みにランチで伺ったチェーン店・バーミヤンの野菜たっぷり味噌ラーメン。
ま、チェーン店のありきたりなメニューではございますが、【チェーン店+野菜山盛り+味噌味】という方程式は絶大なる安心感。
まず、チェーン店なら好みの問題はあるものの、味として大ハズレのモノはないでしょう。
バーミヤンには『野菜たっぷりタンメン』という同一具材の塩味メニューがありますが、タンメンは野菜でスープが薄まってしまう感じで、自分的にはコショウによる味変必須(あくまで好みなのであのさっぱり感が好きな方はゴメンナサイ)。
家庭でインスタント袋麺を作る際、野菜を入れたら味が薄くボケてしまったことってありませんか?まさにそんな感じ。自分は野菜にスープとは少し違う系の味をしっかりつけて、野菜をスープに沈める度にスープの旨味が増すような構成の方が好きですね。
その点味噌ラーメンなら圧倒的な味噌の旨みで薄味の野菜を味噌テイストに染めてなおかつ有り余る味噌のコク。そしてサンド伊達のように『カロリーゼロ』とは言わないけど、大量に野菜を摂ることによる身体に悪い塩分過剰摂取を帳消しにしてくれそうな謎の安心感。
こんなチェーン店の安定した美味いランチが税込み769円って、日本は物価安いですよね。
しかも下のリンクで見る限りこの769円も日本国内平均値よりお高めとか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d9af2498db7e9b577ebb9cc318eeeeb72fe3175
いや、卵が先か鶏が先か問題はありますが、日本はコロナ禍で苦しむ一昨年の10月こそ最低賃金の大幅アップは取り止めたものの、その前数年と昨年10月は大幅な最低賃金アップを敢行しており、その賃金を支払う企業は当然商品価格の値上げを余儀なくされます。
外的要素が無ければ『賃金上がるんだから物価上がっても生活はトントンだよね~』と言いたいところですが、現実はコロナ禍での輸入品の品不足や原油価格高騰・円安などの外的要素も加わり、企業はかなりの損失を出しながら商売を続けています。
人件費と原材料費の比率が業界によって(更には同じクリーニング業でも経営形態によって)まちまちなので、上記の外的要素が経営に与える影響も企業にとってまちまちな訳ですが、飲食系はそれなりに原材料費の比率が高くなりがちなので厳しいですよね。
ま、我々クリーニング業界もコロナ禍での冠婚葬祭の激減・通勤を伴わない【テレワーク】などにより、材料原価・賃金の上昇とも異なる危機に面しております。企業の売上が減れば同一価格同一レベルのサービスはいずれ不可能になりますので、値上げは不可避。
飲食業界も我が社もですが、値上げは今の世の中で企業が存続する為に必要なことです。クルマだってハイブリッド化・自動ブレーキやバックモニターの標準装備など価格上昇の理由はありますが、モデルチェンジすると数十%の値上げは当たり前。
我が(?)ラーメン業界には【1000円の壁】という言葉もあるようです。つまり、ラーメンの価格は1000円以内に収めないと客が付かず売上が上がらないという理論です。しかし、アメリカなら1500〜2000円がラーメンの価格相場。多少アメリカでの原料費高はあるにしても、日本国内ではラーメンが1000円が当たり前(牛丼なら700円くらいか?)という世界にはなって欲しいですね。当然相応の賃金上昇がある前提で。
なんだか後半は【取り締まられ役社長】の生温い経営論がかなり混ざってしまいましたが、今後暫くは、クリーニングに限らず様々な商品の価格は【同一品質・価格上昇】か【品質(又は量)下落・価格据え置き】となるでしょう。同一価格同一品質は破綻しています。一部個人クリーニング店が値上げせずに頑張っているようですが、それは『自分達が食って行けりゃいいんだから』という利益率削減に他なりません。限界まで行けば大幅値上げか廃業が待っています。
って、ラーメンネタから経営者ヅラしてガタガタ言い過ぎましたね。
【野菜たっぷり味噌ラーメン】美味かった!ごちそうさまでしたっ!