ラブリーチェーンしみ抜きブログへようこそ！しみ抜き担当讃岐です。
今日の事例はスラックスに付いた油のシミ。
油性のシミって基本中の基本なんですけど、家庭洗濯では結構落ちなかったりします。何故か？それは油が水に溶けないから。油を水の中で分散させるために洗剤（＝界面活性剤）を使います。
ここで注意していただきたいのは、昨今の濃縮液体洗剤を患部に直接塗り塗りしてはいけないということ。
先日も【衣類のしみ抜きさくら会】に、シミを抜くべく患部に洗剤を塗って手洗いしたたら色が抜けてしまったスラックスの修復依頼がありました。
洗剤の多くは汚れ落ちを良くするために洗濯液がアルカリ性になるように調整されていますが、原液はアルカリ性が強くなります。アルカリ性は染料を流しやすくする効果がありますから、色物に原液をかけることはやめましょう。
プロは油を油で落とすのが基本。油性処理で綺麗になりました。
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