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出費がかさむ5月…後編

散財その2 炊飯器

皆さんはどこのメーカーの炊飯器を使っていますか?

炊飯器やポット類で熾烈なシェア争いをする象印やタイガー?

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/rice/

https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/rice-cooker/

自社のスチーム技術と今は亡きサンヨー譲りの【踊り炊き】がウリの家電メーカーの雄・Panasonic?

https://panasonic.jp/suihan/

猫も杓子も『高級炊飯器=圧力IH』の時代にあえて圧力を使わない孤高の道を行く三菱?

https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/

ジャパネットたかたラジオショッピングでイチオシ・1.3気圧の高圧力がウリの日立?

https://kadenfan.hitachi.co.jp/kitchen/

ワタシの家はと言うと…【東芝】なんです。

https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/rice-cookers/lineup/

東芝炊飯器の特長は【真空】。炊き始めに釜の中を減圧してお米の芯に残る空気を抜いてやるとその空洞に吸水が促進されて、結果お米への吸水時間の短縮・ひいては炊飯時間も短くなる東芝のオリジナル技術。そしてその真空技術はご飯の保温にも有効。洋服のシミを放置すると酸化が進み黄ばんでくるのと同様、保温ご飯も時間経過とともにご飯が黄ばんできます。【真空技術】は釜の中の酸素を減らすことにより、黄ばみを防ぐことが出来ます。だから東芝真空炊飯器の白米保温可能時間は業界最長の40時間!

計画的に夕飯の準備をせず、家に帰ってから『さぁなに食べるか?』と献立を決めるズボラな我が家にとって、東芝の真空炊飯器はなくてはならない【時短家電】。もうかれこれ2世代15年ほど使用してきたのですが…その時短の原動力、【真空】が壊れてしまったのです。

元々炊き始めや保温後一定時間経過時に、『ブーーーー〜ーん』と真空ポンプの音や真空保温時に釜を開けると『プシューー』音がするので、Google先生にもこんなふうに

『東芝 炊飯器 真空 うるさい』と予測ワードが出てくる位なのですが、炊飯を開始して真空ランプが点滅を始めてもうんともすんとも言わない。真空ありきで炊飯プログラム・保温プログラムが設定されているのに、その真空が死んでしまい、吸水不足を補うために炊飯前30分以上の自然吸水からの炊飯が必要・炊き上がっても早くに黄ばんでしまう保温といった『我が家が求めていたメリット』が皆無になる残念炊飯器に成り下がったのでした。

『使えない訳じゃないけど…吸水時間とった炊き方なら炊飯直後はそれなりに食べられるけど…ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン!!』と言った感じ。我が家の初代真空圧力IH炊飯器は8年目で液晶駆動用の電池が死んで、操作不能に陥り買い替え。そして今回の炊飯器も2016年製なのでもう少しで丸7年。どこぞのS〇NY(←伏字になってないw)製品みたいにタイマーでもあるのか?ま、でも7年使えりゃ大往生か?ということで買い替えを決意。

今現在、保温40時間を謳うモデルは象印・東芝・日立の一部高級品。早炊きも東芝と象印はいい勝負で日立は苦手。東芝象印の2択となる訳ですが、この2社炊きあがりの食感が違うのよ。

もっちりやわらかの象印、あっさりかための東芝といった正反対のキャラクター。

出典

https://my-best.com/11605?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=external-listing&gclid=CjwKCAjwvJyjBhApEiwAWz2nLeAYjC4LrqIQhqQcnOY9JNuFDJtr-ZiAoEt9quawKRZI7nXs8hA0HRoCMK8QAvD_BwE

うちの娘はいつも『硬めのご飯が好き』と言っているので、やはり東芝がわが家の正解。

ま、豊富な炊き分け機能である程度コントロール可能だとは思いますが。

しかも今は東芝の炊飯器のモデルチェンジ時期(6月から新機種販売)にあたり、在庫処分を上手くピックアップ出来れば上級モデルを格安で手に入れられるかも…。

予算は4万円。ビックカメラコジマ・ヤマダ電機・ケーズデンキ・デンキチ・ベイシア電器と色々回り、3月OPENの毛呂山デンキチでやっと叩き売り状態の東芝RC-10VXTに出会えました!

https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/rice-cookers/rc-10vxt/

昨年のデビュー時は家電量販店で6~7万円の価格隊で売り出した高級炊飯器。東芝でこの上を求めるとデビュー価格12万超の超高額商品。しかもご飯を炊く基本のスペック(消費電力・圧力・真空の減圧)は最上位モデルと同じ。ちなみにこの一つ下の機種は加圧が1.2気圧→1.05気圧に、減圧は0.5気圧→0.6気圧とスペックダウンしており、普及機種で上級モデルとは差別化されています。こんな上級モデルと基本スペックを共有するお買い得モデルが38,000円位で買えました。しかも8%のポイント付きで。ぶっちゃけポイント込なら価格ドットコムの最安値より安いっす。

今回壊れた機種がRC-10VXK

https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/living/rice_cookers/10vxk_18vxk_10vsk_18vsk_10vrk_18vrk/index_j.htm

というVXシリーズ内での新旧交代なんだけど、スペックは加圧減圧ともに進化してる。

早速ひとめぼれを銘柄炊き分け機能で炊き始めるも『ン!?真空ポンプ音がしない??』よーく耳を澄ますと聞こえました、ポンプ音。同じシリーズでも超絶進化しているようです。

と言っても所詮お米。今までの味の延長線上にあるんだけど、減圧力アップに伴う吸水効率化・加圧が高いことによる炊飯温度アップでもちもち感と甘さが1ランクアップ。ま、好みの問題があるから人によって正解は違うと思うけど、会社の事務の女性は買い替えでアイリスオーヤマの炊飯器買ったら美味しくなくて今はガスコンロで炊いてるそうです。

前出のメーカー別食感グラフの出典元を読めば、アイリスオーヤマがあまり評価が良くないのは分かるんだけどね。

スマホに続いて炊飯器と臨時出費にはなったものの、いい買い物が出来ました( ̄▽ ̄)ニヤリッ

追伸:炊飯器を購入したデンキチ毛呂山店の店員さんと意気投合して色々話し込んだ中で聞いた情報です。以前志木の方のビックカメラコジマで炊飯器メーカー別ご飯食べ比べのお客様参加イベントがあったそうです。それに参加した三菱の販売員が言ってたらしいのですが、『ウチ(三菱)は残念ながら2位、1位は東芝でした』との事。そのイベントでは象印は下位に沈んだそうです。ご参考までに。

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