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ブラウスの袖にバッグの合皮分解物の付着

こんにちは〜。ラブリーチェーンしみ抜きブログです。

いよいよ春の衣替えが本格化して、仕事はまあまあ忙しくなって来ております。

本当は仕事が平準化してくれるのがありがたいし、分散化のために3月にダウン衣料早割とかをやるのだけれど、お天道様には敵いませんね。

さて、今日のシミは合皮バッグの取っ手から移ってしまった合皮分解物のシミ。

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合皮の中で【ポリウレタン樹脂】と書いてある物は、遅かれ早かれ加水分解等を起こし、ひび割れたりベタベタしてきたりします。

一部のソファーの表皮として使われたり、フローリングの床材に使われるPVC(ポリ塩化ビニル→灰色の塩ビパイプと同じ素材)なら劣化には強いんですけど、このPVCはドライクリーニングすると可塑剤が抜けてバリバリになっちゃうんですよね。合皮ってクリーニング店には正直扱いにくい代物です。

閑話休題。

で、今回のポリウレタン樹脂分解物(ベタベタ)は、液体と固形物の中間みたいな感じなので、これを溶かしてやるのがいちばんかんたんな除去方法なのですが、ポリウレタンをよく溶かす薬剤は、他にアクリルやアセテート・トリアセテートをよく溶かしてしまう性質があります。さてこのお洋服は…

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残念〜〜〜ッ!トリアセテートでした。仕方がないので溶解力が弱く軟化させるのに時間がかかるけど安全な薬剤を使って処理します。

薬剤で軟化した分解物を油性処理のガンで濯いで作業終了です。

ラブリーチェーンは埼玉県小川町に本店を置くクリーニングチェーンで、秩父市・寄居町・深谷市・熊谷市・滑川町・東松山市・毛呂山町に店舗がございます。シミでお困りの際はラブリーチェーン各店までご相談ください。

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