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名推理?青黒いお酒のシミの謎

1ヶ月のご無沙汰、ラブリーチェーンしみ抜きブログです。

クリーニング店の正念場、4-5月のセールが終わり、とりあえず一段落…といっても先週火曜日にドライ洗濯機2台のうち1台が壊れてしまって、ドライクリーニングの生産能力が半減してしまうというドタバタ(まだ修理できてない)があり、今日明日と予断を許さない状況ではありますが。

さて、今日のシミは属性多め。

①お酒のシミ ②青黒い ③シミの部分だけ少し硬くなってる ④どうやらお客様が自分で処理しようといじったとの事

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さて、ここでこのシミの正体を名推理(という程のことでは無いが)

①②について、お酒で青黒いということは、しみ抜きにきちんと向き合っている者にとってまず思い浮かぶのが赤ワイン。赤ワインの赤紫の発色は、アルカリ性に寄せると青紫系の発色に変化します。

③④について、硬いとはいえ、手で擦ると少しすべすべ感あり。お客様が患部を固形石鹸で擦ったと考えると全て辻褄があいます。

石鹸のアルカリで青黒い発色に変化し、その後少し水で濯いだものの、水にひたひた程度では石鹸は溶けきらず、その溶け残りが患部の硬化の症状として現れているという推理。

推理の正しさを証明するために、患部を水でよく濯ぎます。うん、固形物が洗い流されて柔らかさがたちまち戻ります。

そして次にわざと患部に酸を当ててみます。これで赤紫系統の色になればほぼほぼ推理は正しいでしょう…。

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ほい、やったね。

本当は酸はどちらかというと色を定着させる方向に働く効果があるので、本当だったら患部がアルカリ性のうちに、アルカリ性である酸化漂白剤を塗って熱をかけて終わらせちゃうとこなのですが、今回のシチュエーションに興味があったのでちょっと寄り道(笑)

はい、正しい推理により正しいシミの落とし方を導きだし、綺麗に落とせました。

ラブリーチェーンは埼玉県小川町に本店を置くクリーニングチェーンで、秩父市・寄居町・深谷市・熊谷市・滑川町・東松山市・毛呂山町に店舗がございます。シミでお困りの際はラブリーチェーン各店までご相談ください。

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