ラブリーチェーンラーメンブログ、
先週の日曜日、ひさびさの喜多方遠征でございます。昨年9月のまこと食堂閉店を聞き付けて8月に続いて2ヶ月連続の喜多方入りして以来ですわぁ。
気候が良いこともあり、我が愛車(電気自動車)リーフは無充電で喜多方まで一直線。AM3:40発で、8:40着。やればできる子、リーフと俺。と言いつつエアコン(特に冬の暖房)使ったら全然走りきらない長距離でもある。
市役所の駐車場に車を停め、徒歩で向かった1件目は『麺や玄』。
市役所のすぐ裏(北側)で、坂内食堂・松食堂(西側)・葵飯店(南側)・たんぽぽ亭(東側)と共に市役所から徒歩1分圏内のお店す。
頼んだのはオリジナルの『ショッテリ』
ここのお店、通常の醤油ラーメンもあごだしを使い、喜多方では珍しい巻きチャーシューと手間暇かけた逸品なんだけど、そこに背脂と刻み玉ねぎを乗せたのが『ショッテリ』。
背脂のコク・玉ねぎのちょい辛も加わり、ここならではの珠玉の1杯。玉ねぎがちょっと辛すぎてバランス悪い時もあるけど、今回は辛味少なめでいい感じ。背脂がまろやかにしてくれるんですね〜。美味しッ!
喜多方で背脂を売りにしてるところは少ないので、貴重です。
自分が知ってる喜多方背脂系は、あとは一平のじとじとラーメンと満喜の醤油ラーメン、あとは橙のラーメンくらいかなぁ…。
さて、1軒目で腹7分目だけど、せっかく来たからもう一杯。玄の前の道を東に数十メートル行くと、道が直角に左に曲がって北方向に向かう方になります。その曲がってすぐの左側が昨年9月に閉店したまこと食堂。そこから2~300メートルくらいのところに2軒目【うえんで喜多方店】があります。
こちらは1号店が会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅の傍にありますので、正確に言えば喜多方ラーメンではなく会津ラーメンが喜多方に進出したような形。でも、両者のラーメンにこれといった違いはありません。
このお店の売りは会津山塩企業組合の認定を受けた店であり、会津山塩ラーメンという看板メニューがあります。
せっかくだから食べなきゃね。
注文はタブレット、お支払いもセルフ会計という、最新式の仕様。時代は進化したもんだ。
これが会津山塩ラーメン。透き通ったスープ、いかにもしっかり下味が付いていると思われる濃い色合いのメンマに3枚のチャーシュー。
あっさりしてるようで深い出汁。よくあっさりで旨みがあるのを『優しい味』と言うけど、ただ優しいだけじゃないんよ、コレ。1本芯が通ってるというのか、スープ単体では旨みも塩味も強すぎまで行かないギリギリの絶妙なバランス、そこにチャーシューを1口噛じって麺を1啜りすれば、チャーシューの脂と塩味が滲み出て、優しさとは違う強さが加わると言えばいいのか…とにかく旨い。
会津山塩って、塩分をたっぷり含んだ北塩原村の温泉水を煮詰めて煮詰めて作る塩。戦国時代、上杉謙信が武田信玄に塩を送った【敵に塩を送る】なんて諺もあるけど、日本海も太平洋もそこそこ遠い会津藩はこの山塩のおかげで塩には困っていなかったそうな。そして、この塩は海水を煮詰めた塩より塩化ナトリウム比率が低めで、ほかのミネラル成分が多いんですよね。だから刺々しい塩辛さは少なく複雑な旨みがあるといいます。
山塩ブランドの認定を受けた第1号も喜多方ラーメンの雄、【喜一】で、そちらでも会津山塩ラーメンを出しているのですが、そちらは日曜休みだし、平日もいつも激混みでなかなかありつけない。うえんでさんなら喜多方店含め3店舗あるし、喜一さんほど混んでない。
オススメですよ。
ごちそうさまでしたあぁぁ✨🍾✨🥂✨🍾✨